今年のチャレンジ

昨年はダリアにチャレンジしましたが、
今年は西洋野菜である「アーティチョーク」と「ゴルゴ」の試験栽培を始めています。
皆さんは「アーティチョーク」と「ゴルゴ」をご存知でしょうか?


アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属に分類される野菜で、ヨーロッパやアメリカでは身近な食材の一つです。
日本ではまだあまり生産されていないので、見かけるのは輸入の瓶詰めの加工食品がほとんどです。
「萼(がく)」や「つぼみの芯」を食べる野菜で、ほんのり甘くホクホクとした食感が「芋」や「そらまめ」に似ていると言われています。
1年目は株を充実させ、2年目以降に花が咲きます。
収穫できるようになるのは来年の5月頃の予定で、来冬に霜にあてず上手く冬を越すことができれば、4~5年は1つの茎から多くの花を咲かせるそうです。


ゴルゴは、ビーツの仲間でイタリアのキオッジャ地方で栽培されている紅白の渦巻き模様が美しい根菜です。
こちらもまだ日本で生産されているところは少ないので、見たことのない方が多いと思います。
独特の香りがあり、甘さ、軟らかい食感と鮮烈な色を楽しむ野菜で、見た目は赤カブに似ていますが、ほうれん草の仲間だそうです。
根の部分は加熱すると模様が薄くなってしまうので、薄くスライスして生でサラダやピクルスの彩りに、葉は柔らかくソテーなどに向いています。
こちらは今年の秋に収穫を予定しています。


どちらも日本ではあまり生産されていないので、うまく育つかはわかりませんが、これからも成長記録をレポートしていきますので、お楽しみに!